昨晩の米ADP民間雇用者数が想定より少ない数字であったことから、米長期金利上昇がやっと一服し、米株が上昇したことを受けて、本日の日本株は反発となりました。
日経平均は31,000円台を回復(引け31,075.36、+1.8%)し、東証マザーズ指数も700pt回復(引け700.42pt、+3.3%)と、心理的な節目まで戻しましたが、日経平均、TOPIXは昨日の急落前の一昨日の水準を回復しておらず、少し物足りない感じもしました。贅沢言えばキリは無いのですが。
少し上昇しましたが、弊社の昨日のコメント(下値のメド、相場観)については変更ありません。明日は21時半(日本時間)に米雇用統計の発表を控えており、中小型株はいつものイベント前リスクオフ売りで下がるかもしれませんが、個別銘柄で大きく下げるものがあれば、それはチャンスだと見ています。ただ、3連休前ですし、米金利が落ち着くかどうかもまだはっきりしませんので、引き続き慎重に。
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