昨晩の米1月PCEコア価格指数が想定通りの数字でインフレ懸念低下、米金利低下、米株上昇、エヌビディア株上昇、ドル円は再び円安で150円台ということで、今日は日経平均が4万円大台なるかどうかだけ?が注目されましたが、ザラ場高値39,990.23円と10円足りず、引けは39,910.82円(+1.9%)となりました。その後で先物は一時4万円を超えていましたから、何もなければ来週は超えてくるのでしょう。今日も半導体株とファーストリテイリングの上昇が凄かったですね。

海運や保険、銀行など金融株も強く、TOPIXも+1.3%と強かったです。

 

こういう時にいつも割を食ってしまうのが中小型株。グロース250指数は-1.1%でしたが、それ以上に大きく下げる優良株も目立ちました。日経平均の上昇が止まるまでは少し苦しいかもしれませんが、いずれ循環物色はまたされるはずです。大きく売られるものは拾いながら、時期を待つことにいたしましょう。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]