日経平均-4.2%、TOPIX-3.7%、グロース250指数-4.2%の大幅安となりました。
ディフェンシブ銘柄がそれほど下がらなかったおかげで、TOPIXがやや優位となりました。
機関投資家や個人投資家が持っている銘柄は大きく下げているものが多く、指数以上に今日のダメージは大きかったかもしれません。
昨夜の米ISM製造業景況指数が予想を下回り米景気懸念が意識された、AI半導体の販売に関し反トラスト法に違反した証拠を求めるために文書提出命令状が送られたエヌビディアが9.5%下落し米ハイテク株が売られた、あと自民党総裁選の争点に急に浮上した金融所得課税の強化の話が意外に嫌気された、そんな悪条件が重なっての急落となりました。
8/16に、前日の米7月小売売上高をきっかけに日本株が急上昇し、それから昨日までジリジリ上げていました。
8/16の急上昇が意外なものでしたので、8/15の引け値36,726.64円(今日の引け値37,047.61円)までくらい戻ってきても、まあしょうがないぐらいのところです。また仕切り直しだなというくらい。
ドル円が145円をキープしていられれば、それほど心配することは無いと考えています。キープ出来ていれば、日経平均が38,000円まで戻るのは早いと思います。
ただ、米経済指標に振り回される動きは続きます。今週は米労働市場系の発表が金曜日まで続きます。
今のところは下にベットしてショートすべき局面ではないため、持ちポジションを急いで売るといったこともしなくて良さそうですが、ある程度身軽なポジションにしておいたり、大きく下がったら買える準備というか心構えはしておきましょう。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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