今日はもう大きなイベント前でしょうがないというか、今週で一番大事な指標である今晩の米雇用統計発表前のリスクオフで、円高、株安となりました。

日経平均は-0.7%、TOPIXは-0.9%でした。

昨日36,000円台前半で見られた公的年金系の買いも、今日はやや高く寄ったためか観測されず、売りがあるというよりは単に買い手不在で大引けにかけてただズルズルと下がっていくような展開でした。

何かするべき、できるといったことも少なく、見てるだけのような感じでしたね。

 

イベント前のリスクオフではいつも売られる中小型株はやはり弱く、グロース250指数は-1.9%となりました。

寄り付きは強かったのでもったいないなという感じでしたが、こちらもしょうがないところです。

 

今晩の米雇用統計(日本時間21時半)への見方は市場で割れていて、あまりいい予想ということが出来ません。

警戒がそれなりに強く、先んじて下がっているという部分がありますので、それなりの数字であればアップサイドの可能性の方が大きいと見ています。

下がったところでは公的年金系の買いも見込まれ、需給に少し安心感もあります。

ただもしドル円が、8/5につけた141.70円、23/12/28の140.25円を割るようなことになりますと事情が変わってきますので、引き続き警戒が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]