日本株は今日も強く、日経平均+1.0%、TOPIX+0.8%と3連騰となりました。

 

東証プライム市場の売買代金は大きく増加しましたが、今日は大きなTOPIXリバランス取引があったので、こちらはあまりあてになりません。

昨日と同様、現物引け後に先物が一段高、ナイトマーケットが始まって更に上という動きをみるに、上に向かう雰囲気が昨日より色濃くなっていました。

とはいえ、米株指数先物が伸び悩み、ユーロ圏の指数は下がり、ドル円も153円台をキープしているとはいえ頭打ちな環境での上昇ですので、やや疑念が残りというか、トレンドフォロー的にあまりついていきたくはないところです。

継続して上目線ではありますが、本格上昇に入っているわけではないという判断は変わらずで、短期でちょいちょいプレーするぐらいにしておいて、様子見スタンスでいいと思っています。


グロース250指数は+0.5%と、こちらも3連騰でした。

 

ドリコム+16.1%やフルッタフルッタ+21.3%が売買代金上位にきていて、引き続き材料株だけの感じも残っていましたが、ニュースがあったカバーが売買代金1位で+12.3%、そしてGENDA+6.1%やQPS研究所+2.8%、フリー+1.8%など主力も強かったです。

東証グロース市場の売買代金は1,300億円弱と1,000億円越えであり、資金の流れは確実に中小型株にきています。

 

上がればさらに上がるという流れ継続で、引き続き買い持ちやや多めでついていけるところです。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]