今週一番大事な指標である米雇用統計の発表が今晩ですので、日本株は東証プライム市場の売買代金が3.6兆円まで減少する様子見姿勢であり、市場はただただ静かでした。
イベント前のリスクオフで日経平均-0.8%、TOPIX-0.5%と下げました。ただまあ今晩の数字次第での来週の動きですので、今日下げたからどうという意味はなく、ただ発表待ちです。今のところ、無難に通過してまた強い相場が始まる可能性が高いとみています。
フジクラ-4.0%、ディスコ-4.4%、川崎重工-3.6%など最近強かった電線株、半導体株、防衛株が利益確定のような形で売られました。
昨日非常に強かった暗号資産株は、ビットコインが10万ドル割れしたことで今日はメタプラス-5.7%などと売られました。ただの材料株というわけではなく、ファンダメンタルズでも買えるバリュエーションのセレスは+9.3%と、今日も大幅上昇しました。
グロース250指数は-0.7%でした。
昨日に引き続きカバーは+1.0%と頑張っていましたが、他の主力株は指数に歩調を合わせるように下げました。
アストロスケールが+1.2%とちょっと下げ止まった感を出しておりまして、来週初から強ければちょっと買ってみたい感じになっていました。(ロックアップ明けの売り圧力に注意しながらですが。)
自社開発のオリジナル洗濯機・乾燥機設置店舗をオープンしたWASHハウスが東証グロース市場売買代金3位の大商いで+17.0%と大幅高し、NEDO助成金の不適切受給疑惑(現在では返還済みのよう)が一部で報じられたTerra Droneが-6.4%と下げました。