今日の日本株は、日経平均+1.0%、TOPIX+0.7%、グロース250指数+1.3%と揃って上昇しました。

 

昨夜にエヌビディア+8.9%など米株で半導体関連銘柄が戻しまして、日本株も売り込まれていた半導体関連銘柄が上昇し、指数を上に引っ張りました。

三菱重工+3.7%、日立+1.8%、日本製鋼+3.9%など防衛株、発電インフラ株も今日は強かったです。

ですが、東証プライム市場の値上がり銘柄比率は52%に留まりまして、売られていた銘柄が上昇した分、他の銘柄はそれほどでもという感じで、さあこれでスッキリ全般再上昇という感じではなかったですね。

 

15時過ぎにTSMCの好決算が出て買われ、引け後にアドバンテストも好決算で先物が買われとしており、半導体関連銘柄主導になるかもですが、上を目指せる雰囲気は出来ています。

今晩のマイクロソフト、メタなどの決算と、現状維持をほぼ100%見込んでいるのでそれはいいのですが、パウエル議長のコメントがどう出てくるかの少し忘れられ気味の米FOMC次第です。

中小型株は今日も強く、非常にいい雰囲気でした。

 

主力カバー+0.7%、GENDA+2.6%や、値動き激しい系note+14.0%、レナサイエンス+24.6%が引き続き商いを伴って強く、デイトレでもファンダメンタルズプレーでもどちらでも出来るいい相場が続きました。

AIサービス系も好調が継続し、昨日コメントした銘柄のAppier+5.6%、ブレインパッド+0.6%の他にも、エクサウィザーズ+10.1%、プラスゼロ+4.1%もありました。ちゃんと材料が出たのでAI銘柄だからという訳だけではありませんが、ABEJA+21.9%(二日連続ストップ高)も凄かったですね。

明日半導体関連銘柄主導の上げになると、中小型株は一服してしまうかもというジレンマはありますが、まだ中小型株の好調は続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]