本日の日本株は日経平均-1.4%、TOPIX-0.0%、グロース250指数+1.4%となりました。
DeepSeekショックは半導体関連銘柄(ハードウェア関連)や電線株で続いています。
また、電力需要減退見込みを嫌気して、三菱重工、日立(電力インフラ)や日本製鋼(原子力発電関連)-9.9%、電力株(九州電力-3.4%など)などが売られ、下げ銘柄の広がりがありました。
売買代金1~10位の中にディスコ-2.9%、アドバンテスト-11.1%、フジクラ-9.2%、三菱重工-7.0%、ソフトバンクG-5.2%、東京エレクトロン-5.7%、日立-6.4%が入っておりまして、これだけ見ると散々な感じですね。
一方、昨日と同様な傾向があり、東証プライム市場の値上がり銘柄数比率は66%と、全体としては買われていたとも言えます。
今日も昨日と同様に銀行株、不動産株、陸運株が強く、買いからのプレーはある程度しやすい環境が続いたのは良かったです。
防衛株は今日は電力関連という括りで売られてしまったものもありましたが、むしろ下がってくれたので買いやすくなったとみています。
中小型株は今日は非常に良かったです。
やはり大型株は妙な感じになりますと、中小型株に資金循環があってしっかり買われます。
レナサイエンス+22.6%やSapeet+10.7%という値動き激しい系じゃなくても、主力のカバー+2.4%、GENDA+7.3%といったところで勝負できます。
そしてDeepSeekショックにおいてむしろポジティブだと今日ハッキリ認識されたのが、AIアプリケーションなどを展開する銘柄群でした。AI運用コスト安をはやす感じです。
Appier+12.5%やブレインパッド+7.1%辺りは、まだまだ面白そうですね。
広く半導体関連銘柄にくくられるものを避ければ、買いで入ってプレーするのはそれほど難しくない、ある程度いい相場になっています。
楽しみましょう。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:バリュー株優位が続き、日本株続伸。半導体関連銘柄も悪くなかった。中小型株は反落。 - 2025年11月13日
- マーケット一言:ソフトバンクG決算をこなし、資金がそれ以外に移動した感じの全体相場高。中小型株も久しぶりの大きな上昇。 - 2025年11月12日
- マーケット一言:日本株はソフトバンクGの決算待ちで小動き。その決算は上期の純利益2.9兆円と日本企業で過去最高。 - 2025年11月11日
- マーケット一言:米政府機関の閉鎖解除に向けた動きなどで日本株は反発。 - 2025年11月10日
- マーケット一言:米株弱く日本株反落。決算後の出尽くし売りも目立った。 - 2025年11月7日
