急ピッチで150円台まで突っ込む円高はさすがに気になる、金曜日である、そして今晩の米雇用統計前でリスクオフということで、日経平均-0.7%、TOPIX+-0.5%と反落し、一服となりました。

個人的には日米首脳会談が一番気になりまして、いい方向になるよりは、何か無理難題を言われるかもというのが心配でしたが、いずれにせよ今日はあまりリスクを取りたい日ではありませんでした。

残念ながら39,000円台定着、からの買いを呼んで上という展開にはならず、来週に持ち越しとなります。

 

今日も全体がどうというよりは、個別銘柄、決算プレー中心の相場となりました。

決算モノでいうと、IHIが売買代金1位で-8.2%、東京エレクトロン-4.1%、ニコン-9.3%、TOWA-16.4%が下げで目立ち、上げた方ではFood&Life+17.7%、メルカリ+21.0%、SUBARU+9.2%がありました。

 

今日もまた中小型株が強く、グロース250指数は+0.3%でした。

引き続き円高がいい影響になっているというか、内需株の多い中小型株、グロース株に引き続き資金がきています。

 

カバー+2.4%、サンバイオ+18.5%と主力も上げましたが、なんといっても今日はドローン関連が強く、いつものTerraDrone+15.7%だけではなく、Liberaware+17.4%、ブルーイノベーション+14.7%、ACSL+5.0%と総上げのような状態でした。

宇宙関連もSynspective+3.9%、アストロスケール+3.7%と引き続き買われました。

noteも+11.2%と今日も強かったです。

 

良ファンダメンタルズ銘柄にも物色の矛先は向かいましたが、上げるものと下げるものがはっきり分かれるというか、ちょっとランダム気味な買われ方のようで、思ったほど上げないなという印象もありました。

もう少し落ち着いてくれた方がファンダメンタルズプレーヤーには良さそうですが、時間の問題でそうなってくると思います。

 

今週もお疲れ様でした。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]