今日の日本株は日経平均+0.5%、TOPIX+0.3%と、小幅ながら続伸しました。

 

TOPIXコア30が+1.3%と今日も強く、海外投資家の買いスタンス継続が感じられました。

ただ、米対中関税引き下げ検討や、日米通商交渉で為替レートの目標設定なし(円高要求無し)のニュースがあった割には上げが小幅で、米関税警戒、グローバル景気後退懸念の強さが感じられ、やはりまだ本格的買い出動という訳にはいきませんね。

 

これから始まる日米財務相会談待ちで静かだったというだけであってくれと願っており、そうであればネガティブな報道が無ければ短期的にはリバウンド局面に入れますので、会談終了待ち、上げればついていく、そんな感じです。

 

グロース250指数は-0.0%とほぼ変わらずでした。

今日は中小型株が買われる日のはずでしたが、一応いいニュースが出ての上昇パターン(大型株優位)になってしまいましたので、そうはなりませんでした。

 

QPS研究所+4.8%、Synspective+5.2%、アストロスケール+5.2%と宇宙関連、note+16.5%が筆頭株主となったニュースでココナラ+16.5%といった上昇銘柄はありましたが、東証グロース市場売買代金1位の主力サンバイオが-9.1%、2位で直近IPO銘柄ZenmuTechが-10.0%と、全体の盛り上がりが出来ませんでした。

 

会談終了でリスクオン、あるいは月末に向けてのお化粧買い期待でそれなりの上げが期待できるところではありますので、動きが出るのを待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]