売買代金はそこそこありましたので、GW明けで参加者が少なかったということはないのですが、米中貿易交渉開始のニュースはありながらも米FOMC前ということで、日経平均-0.1%、TOPIX+0.3%と小動きでした。一応、TOPIXは9日続伸です。

 

金利上昇を受けて保険、銀行株が強く、ウォーレンバフェット氏が日本の商社を長期保有方針と述べたことで商社株も上昇しました。

GW前比較ではやや円高でしたので、自動車株は弱含みました。

 

グロース250指数も+0.1%と、中小型株も小動きでした。

 

個別銘柄の動きはリスクオフの色がやや強く、QPS研究所-1.6%やSynspective-14.2%など宇宙関連が下げ、主力でGNI-4.0%、カバー-1.1%が下げました。

主力でもフリー+1.3%、トライアル+2.8%、GENDA+3.0%と上げるものもあってややばらついた動きの中で、値動き激しい系の売れるネット広告社+2.3%、カウリス+26.1%、ABEJA+12.0%、MTG+10.8%といった大きな上昇が目を引きました。

 

明日朝(日本時間)の米FOMCを通過し、明後日SQをこなしたあたりからトレンドが出そうですが、明日はまた局地戦のような雰囲気ですね。

焦ることはありませんので、明後日寄り後、もしくは週明けから勝負でいいとみています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]