日経平均で37,500円近辺で下げ止まりはするが、積極的な買いがないなか公的の売りも気になるところで、日経平均-0.5%、TOPIX-1.0%と反落しました。
月初の米経済指標待ちでもあり、米中、日米関税交渉待ちでもありで、売りも買いもできないといったところでしょうか。あまり相場を考えすぎてもよくないかもしれませんね。休むも相場的な。
債券市場で30年債入札が低調にもかかわらず円金利が低下し、円安に戻ってきましたがその前に142円台の円高もありで、金融(銀行、保険)株、自動車株が売られたことで全体も押し下げられました。
三菱重工-2.4%、IHI-4.6%、川崎重工-3.9%と防衛関連銘柄も利食いで弱含みました。
一方でアドバンテスト+4.6%、フジクラ+2.6%、レーザーテック+5.6%、東京エレクトロン+3.8%と半導体株は強かったです。
グロース250指数も-0.4%と、中小型株は今日はさすがに一服というか大型株にお付き合いで下げました。
主力はQPS研究所-0.5%、ispace-4.3%、サンバイオ-3.8%といった感じで下げました。
データセクションが今日も強く+6.3%、他ににレナサイエンス+9.3%、FFRI+5.7%、ZenmuTech+7.2%、Aiロボティクス+11.8%、デジタルグリッド+4.4%といった、買いでついていきやすい値動き激しい系銘柄が大きく上昇しました。
中小型株優位のマーケットはまだ続きそうです。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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