米雇用統計前で積極的な売買が控えられ出来高も減る中、日経平均37,500円の支えとややショートカバー的な買いもあり、今日の日本株は日経平均+0.5%、TOPIX+0.5%と反発しました。

 

その雇用統計ですが先ほど発表されまして、好悪どちらとも取れそうな数字でしたが、米金利は低下、円安ドル高となって日経平均先物は少し買われています。

更に市場を大きく動かしそうな数字ではありませんので、トランプリスクで週末何かが起こらなければ、とりあえず来週の日本株は上を目指せそうです。

ただ、公的の売りは続いているようですので、需給的には大きく上は辛そうですね。

 

グロース250指数は-2.1%と久しぶりに大きく下げました。

 

月着陸船の着陸失敗でipsaceがストップ安の-24.8%、つられてSynspective-10.6%など宇宙関連株が下がり、主力もフリー-7.0%など大きく下げと、ispaceが利食いの口実にされて、全面的に売られてしまった感じです。

 

しかし、売買代金上位でZenmuTech+23.0%、ELEMENTS+5.4%、売れるネット広告社+11.1%などが生きており、中小型株が死んだという感じでは全くありませんでした。

 

今日のところはispaceショックでしょうがないとして、来週初は上げるなら大型株主導になるかももあれとして、なんだかんだと金曜日はメジャーSQで中小型株物色はされづらいかもしれませんが、ともかく来週仕切り直しで勝負はできそうです。

 

まだまだ中小型株優位のマーケットは続くと考えています。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]