米雇用統計待ちで基本的には静かでしたが、一時151円近辺まで達した円安に支えられ、TOPIX+0.2%と続伸しました。

日経平均は-0.7%(-270円)でしたが、‐500円弱が東京エレクトロン-18.0%の分ですので、それがなければプラスでした。

 

決算が悪く大幅安した東京エレクトロンが売買代金1位、つられて売られた2位半導体関連銘柄ディスコ-3.6%、3位アドバンテスト-1.3%が続きました。

売買代金上位に決算銘柄が並び、4位日立-8.8%、6位ソシオネクスト-4.1%が下げ、8位JT+6.2%が上げました。

 

今のところ、半導体関連銘柄以外の決算はそれほど悪くないのですが、半導体関連銘柄が下げてしまうと指数インパクトも強く、指数も全般も上がってイケイケ!という感じにはなれませんね。

今晩の米雇用統計で円安が進めばまだ上がれる、そうでなく円高反転なら少しきつい下げがあるかも、そんな感じで為替次第のところが強くなっています。

 

グロース250指数は+0.3%と、中小型株は続伸しました。

 

指数は上げましたが、中小型株の決算シーズンはまだこれからで、東証グロース市場の売買代金は昨日より減少し、様子見姿勢が強かったです。

来週は決算発表のピーク、再来週はお盆休みで、トレンドが出づらい状況になっていますが、じっくりと良ファンダメンタルズ銘柄プレーでいいところです。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]