昨夜の米株が堅調で、昨日の勢いを引き継いで日経平均は前日比1%以上上昇しましたが、日銀金融政策決定会合で想定通り利上げ無しながらも、日銀が保有するETFの売却方針がアナウンスされ前日比2%弱まで下がって安値をつけ、引け値は-0.6%の45,405.81円となりました。45,000円台はキープです。TOPIXは-0.4%でした。
売却のペースは年間6,200億円(簿価3,300億円)程度と全く大きくなく、売る理由にはあまりならないところですが、とりあえず利食い的な売りが出て下がると乗り遅れてはいけない的売りもでて、加速度的に下がりました。
引けにかけて戻しましたし、現在日経平均先物は引けより上まで買われていますので、プチパニックっぽい売りはもう終了というところです。場中に買いはしっかり入っていました。
日銀金融政策決定会合で利上げを求めた反対票が2票入ったことから、早期利上げの確率が上がったとして銀行株が買われました。
今日も半導体関連銘柄は強かったですが、レーザーテックが売買代金1位で+12.5%と大商いで上昇しました。
高市氏の総裁選出馬会見もあって、高市銘柄(助川電機+15.1%、FFRI+6.7%、フィックスター+2.5%などや防衛銘柄)が強かったです。海底ケーブルの話も出て、湖北工業+6.6%も上げました。
グロース250指数は+1.5%と、大型株が売られると中小型株に資金が回ってきました。
特に日銀のETF売却方針が出た後は、中小型株には売り圧力無しということでの買いが顕著でした。
メタプラネットが+14.7%と大幅高になったことも、中小型株の勢いを助けました。
東証グロース市場では、主力のタイミーが売買代金1位で-3.0%と相変わらず売り圧力が続きましたが、以下サンバイオ+14.4%、FFRI+6.7%、Liberaware+6.6%、(データセクション+2.2%、)QPS研究所+4.1%、アストロスケール+4.0%と他の主力が商いを伴って大きく買われ、非常に雰囲気が良くなりました。
大型株の売りも、もしかしたら中小型株の買いも今日でいったん終わり、来週は仕切り直しの可能性が高そうですが、大型株であれ中小型株であれ買いが入る好需給は続きます。
全体相場の反転下落はそう遠くないとみているのですが、今のところはまだのようです。ただ、ポジションサイズは抑えめにしておきましょう。
今週もお疲れさまでした。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:日経平均7日ぶり反発も、半導体・AIは戻り限定的。中小型株強く、主役は再びネットセキュリティ - 2026年10月16日
- マーケット一言:米CPI上振れにコアウィーブ・ショック、アンソロピック減速懸念も重なり、日経平均は3,318円安で史上3位の下げ幅。売買代金上位9銘柄はすべて半導体・AI関連。グロース250も-3.2%と中小型も逃げ場なし。 - 2026年10月15日
- マーケット一言:今月利上げ無し観測、蘭ASML決算もあり、金融、内需が下げ、半導体関連の戻りも抑えられ、薄く全員やられたようなマーケット。ネットセキュリティも反落多く、中小型株の下げも大きい。 - 2026年10月14日
- マーケット一言:チャイナショックで半導体安、しかし超大型株とバリューは堅調。中小型はネットセキュリティに資金 - 2026年10月13日
- マーケット一言:OpenAI報道で900円近く下げた日経平均、引けにはほぼ横ばいまで戻す。値上がり銘柄は多いが、儲かった人・損した人がはっきり分かれた、ちょっと変なマーケットだった。中小型はネットセキュリティ関連だけではなく、多くのテーマ株が堅調 - 2026年10月9日
