今日の日本株は日経平均+1.3%、TOPIX+0.6%と続伸しました。

 

昨日と同じような市場環境が続き、米利下げ期待と、自民・維新連立協議により高市政権誕生の確度が増したということから、買いムードが続きました。

また、ASMLの決算を受けて昨夜の米半導体関連株が買われ、SOX指数が+3.0%と大きく上昇していたこともあり、日本の半導体関連銘柄も買われました。

キオクシア+8.9%、東京エレクトロン+4.1%も凄かったのですが、今日はなんといっても売買代金ダントツ1位で+8.6%のソフトバンクGが主役で、日経平均の大幅上昇に寄与しました。迫力がありましたね。

 

大型株はまだ買いのスタンスで良さそうです。

 

グロース250指数は-1.5%と、今日の中小型株は非常につらい展開となりました。

 

高市銘柄である助川電気+18.8%、FFRI+15.2%、QPS研究所+6.3%、アクセルスペース+2.9%は良かったのですが、東証スタンダード市場で雰囲気を作る銘柄の主役級メタプラネットが-6.5%、昨日上場のライオン事務機-17.6%、東証グロース市場で指数ウェート1位のサンバイオが薬事審議会の部会開催前にすでに材料出尽くし的に-18.8%、決算でこちらも出尽くし的にTENTIAL-14.0%となり、全般的に買いの手を出しづらい雰囲気になってしまいました。

 

詳しい分析や投資家の反応を待たなければですが、サンバイオはPTSで今日の東証引け値比+5%と上昇しています。

グロース250指数のチャートもまだ崩れてはいませんので、今日は色々悪材料重なってしょうがないとして、また明日から仕切り直しといきたいところです。

 

中小型株は引き続き買い増しのチャンスを伺う局面だと考えていますが、くれぐれも中途半端なレベルでの買いはご法度で。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]