クリスマス明け、実質新年入りの本日は、東証プライム市場の売買代金こそ先週末比でさすがに増えましたが4.3兆円程度で、指数も少しぶれる局面もありましたが結局小動きであり、日経平均-0.4%、TOPIX+0.1%で引けました。

 

指数小動きのなか個別銘柄も全般的には静かでしたが、先週までで年内(決済ベース)益出し売りが終わったのかテーマ株で大きく動くもの(フジクラ+3.8%、東洋エンジニアリング+18.6%、住友金属鉱山+4.0%、伊藤忠+5.3%など)もあり、来年の相場上昇への期待が持てました。

 

グロース250指数も+0.7%と上げ、こちらは年内損出しの売りが終わったということなのか、中小型株で強い動きがありました。

 

とはいえ、売買代金上位がパワーエックス+7.1%、免疫生物研究所+24.3%、(日本マクドナルド-2.3%)、伊勢化学+15.8%、TORICO+7.8%、エス・サイエンス+13.0%、大黒屋+20.9%、テクノホライゾン+12.4%といった顔ぶれなのですが、幕間つなぎでなんであれ、商いができて大幅上昇する銘柄がいくつもあるのはいいことでしたね。

 

明日はいよいよ年内最終取引日。

年初の日本株は弱い傾向もありますが、個別株は元気そうですので、少し買っておく、もうちょい買って指数売りでヘッジしておく、といったことも明日できそうです。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]