昨夜の弱い米株を引き継いで安く始まった日本株は、韓国株と歩調を合わせるように10時半頃から切り返し、日経平均+0.6%、TOPIX+0.4%と最終的には続伸しました。

 

円安や落ち着いた原油価格に助けられてリバウンドしましたが、東証プライム市場売買代金は7.4兆円弱と、高水準ながら前日比-19%減少し、盛り上がり感はありませんでした。

 

米ソフトウェア関連銘柄が昨夜強く、日本でもマネーフォワード+9.3%。サイボウズ+8.3%などとSaaS関連銘柄が買われ、同じ情報・通信業ではANYCOLORが+9.5%と、スマホ向けゲーム事前登録を開始して+8.3%と上昇したカバーにつれ高しました。

 

そんな感じでTOPIX情報・通信業指数がTOPIX業種別指数でトップパフォーマーでしたが、以下精密機器指数(リガク+8..2%など)、その他金融業指数(ネットプロテクションズ+5.4%など)が続き、今日は大型株でも主力を外れたところが循環物色で買われました。

 

キオクシア-1.6%、フジクラ-4.6%など相場を引っ張っている主力銘柄は安いものが目立ち、指数が上げたけれども個別銘柄はさっぱりという印象も強い日で、スッキリしない思いの人も多かったのではないでしょうか。

 

指数のボラティリティもまだ高く、ポジションを小さめにコントロールしながらの気を遣うマーケットが続きます。

 

グロース250指数は+2.8%と今日も大型株指数よりも上昇し、中小型株は今日も元気でした。

さすがに昨日ほどの勢いはありませんでしたが、+5.1%のあとの+2.8%は上出来です。

 

物色対象はやや限られ、昨日に続きAIメカテック(半導体)+12.0%、日本ギア(原発)+10.6%、精工技研(光電融合)+1.4%がスタンダード市場で買われました。

グロース市場では、F351優先審査を材料視してGNI(バイオ)が+15.2%、前述のカバー(Vtuber)+8.3%、フリー(SaaS)+8.7%、オンコリスバイオファーマ(バイオ)+7.3%、Aiロボティクス(AI)+12.7%といったところが大きく上昇しました。

 

不安定なマーケットで、中小型株がリスクオフで売られるのではなく、代替需要かもしれませんが資金が途切れないのは非常にいいですね。

来週にも期待しましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]