今日の日経平均は-0.7%の65,877円で6営業日ぶりの反落、TOPIXも-0.4%の4,112ポイントと、どちらも安値引けでした。

 

寄った後は強く、トランプ大統領が日本時間明日未明に「発表」を予定していることも話題になり、9時20分台には67,034円と8月18日以来の67,000円台を回復しました。

ただ強かったのは9時半ごろまで。10時過ぎには66,302円まで失速し、前週末の終値を一時割り込んでいます。

後場は配当再投資の買い期待もあって膠着していましたが、結局引けの買いはそれほどでもなく、投げも出ての安値引けという感じです。

 

KOSPIが-2.7%と下げたこともあり、半導体関連は弱かったですね。

キオクシアは売買代金こそ全市場トップですが、とうとう1兆円まで細ったうえに-4.4%の安値引け。先週金曜の1兆2,108億円から、9月では最も少ない水準です。インテル関連の期待があるイビデンも-4.4%で、こちらはエヌビディアCEOの発言報道で急伸した24日以降の上昇の反動も出た感じです。

アドバンテスト-0.8%、東京エレクトロン-0.4%、レーザーテック-2.2%と、主要半導体株も大きくはないものの下げ基調で、相場の軸が見当たりません。ディスコは+4.0%で寄ったものの寄り天の+0.3%、ソフトバンクG+1.5%が目立ったくらいです。

 

新発2年債利回りが一時1.975%と1995年以来の高水準をつけるなど金利上昇は続いていて、長期金利の上昇がAI関連の重しになっている、という見方もあります。

 

こういう時のバリューというか金融で、保険業+0.9%、銀行業+0.8%が強く、みずほFG+2.0%、三井住友FG+1.0%、東京海上+1.0%。ディフェンシブの電気・ガス業も+0.2%とプラスでした。

 

個別ではニデックが-17.6%のストップ安。1兆円規模の減損の修正計上や社長解任が報じられています。

 

グロース250指数も-1.1%の791ポイントと冴えず、オンコリスバイオファーマ-9.2%、パワーエックス-4.1%、MTG-3.8%と主力が下げました。

ただ直近IPOは強く、レイヤード+23.7%とakippa+24.4%がストップ高引け、オーディオストック+11.3%と続き、昨年上場のHUMAN MADEも+11.6%でした。なんとか中小型プレーのやりようは残っていたのがポジティブです。

 

明日は権利落ち日で、配当落ちが指数の下押し要因になります。30日は日経225の定期入替に伴うパッシブの売買と2年国債入札も控えています。

ホルムズ海峡をめぐる中東情勢も不透明なままで、まずはトランプ大統領の発表の中身を見てから、というところだと思います。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]