日本時間今朝未明のFOMCの発表は、予想よりタカ派なものでした。
米10年債でみると、一時期1.7%台真ん中ぐらいまで上昇してたのはやり過ぎという話になり、FOMC前に1.4%台前半まで調整していたところ、やっぱり金利上がりそうじゃんと、調整の調整で1.6%近くまで上昇。ここまでは、まあそんなもんかなと。
米株も、主要指数が下げたとはいえ-1%以内に収まっていたので、無事に通過の雰囲気でした。
で、日本株は今日はつれ安。でも小幅。
昨夜からの米株、日本株は、FOMCやそれに伴う諸々をまだ消化不良そうです。
今日これからの米株の雰囲気で、8月ぐらいまでの日米株両方の方向性が少し見えてくると思います。
東証マザーズ指数は上げが急ピッチだったこともあり、昨日今日と弱かったですね。節目の1,200ポイントがキープできず残念でしたが、チャートは崩れていません。個別では優良中小型株に限っては今日も強く、弊社カバーの銘柄でも+3%越えのものがいくつもありました。アフターコロナ関連は一服するものが目立ちましたが、オリンピック関連はこれからまだまだ強気でいけそうです。
The following two tabs change content below.
ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:日経平均38,000円サポートもあり反発。中小型株は売り圧力もあったが、来週に向け希望の持てる展開。 - 2024年11月22日
- マーケット一言:ウクライナ情勢やや悪化で日経平均は38,000円近辺まで下げる、明日サポートされるか注目、中小型株は今日も強いが、いい波が少し終わり気味 - 2024年11月21日
- マーケット一言:38,000円サポートで地政学リスクを跳ね返すも前日比小幅マイナス。中小型株は相対的にまだ強く、個別で勝負できる相場つき。 - 2024年11月20日
- マーケット一言:薄商い続くが反発、セクターの動きも悪くはない。中小型株が待っていた大幅反発、個別銘柄で勝負できるいいマーケット続く。ただ地政学リスク(ロシアウクライナ)増大中。 - 2024年11月19日
- マーケット一言:医薬品株が大きく下げ、売買代金もなく指数は反落。中小型株は個別では悪くなく、昨日の参考銘柄も強し。 - 2024年11月18日