本日の日本株は、日経平均-0.9%、TOPIX+0.2%とまちまちの一日でした。

昨日の+3.7%の急騰を考えれば、日経平均-0.9%は上出来だと思います。

 

気分としては昨日のいい雰囲気のまま上に行ってほしかったところですが、日米ともに決算期で、まだ個別銘柄の業績に左右されます。

昨夜の米株は、ダウが史上最高値を更新した一方でSOX指数は-1.4%、さらにメモリー大手のサンディスクが決算発表後のアフターマーケットで一時8%程度下落しました。

 

これを受けて、せっかく昨日大きく上げた半導体関連が今日は大きく下げました。フジクラ-9.4%、レーザーテック-7.2%、東京エレクトロン-5.5%などです。

代わって買われたのが、医薬品+2.9%、食料品+2.5%、水産・農林+2.3%などのディフェンシブと、商社などのバリューでした。

 

半導体関連は決算系も激しい動きで、どちらかというと大きく下げたもの(太陽誘電-11.0%、タツモ-15.3%など)が目立った印象です。

一方で、ザラ場に決算を発表した古河電工-0.3%が、大きくマイナス圏からほぼ変わらずまで戻すなど、いいものもありました。

半導体関連「なんでも買い」の相場から業績相場への移行を感じさせる動きで、これはファンダメンタルズプレーヤーにとってポジティブだと思っています。

 

決算の勝ち組では、花王+12.8%が通期上方修正と株主優待新設で急騰。オムロン+15.0%、メルカリ+11.6%、バンダイナムコ+10.8%、キッコーマン+11.0%と、好決算への反応も素直でした。

中小型ではユニチカ+24.7%がスタンダード市場の売買代金1位。4-6月の最終益3.1倍が効きました。

 

業種別では33業種中26業種が上昇、東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄比率は72%/26%と、値上がりの方がずっと多く、指数の下げほど中身は悪くない。

売買代金は9.7兆円。キオクシア-10.2%が売買代金を前日の2.6兆円から1.7兆円に減らしたことを考えると、そこそこ出来たなというあたりもポジティブです。

 

タイミングはまだわかりませんが、来週金曜日で決算発表シーズンは区切りを迎え、その週末でお盆も終わります。
遅くともその後の週からの本格反騰局面を期待しています。


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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]