始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
[今回の内容]
1)Index Eventスケジュール・総括・・・GPIF、日本株ウエート若干引き下げか?
2)10月の主なイベント・・・TOPIX10月FFWリバランス(10/7公表前に予想でペアトレードを)
3)11月以降の主なイベント・・・MSCI(SIR)
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1)Index Eventスケジュール・総括
先週指摘した公的の売りは、水曜日(9/23)までで終わっていた様子である。あっても金曜日(9/24)までと考えていたので、驚きはない。
一方で、同金曜日には、TOPIX型のまとまったEFP現物売りが、複数観測された。
多くの年金基金のいわゆるロングオンリーの運用では、ポートフォリオに占有可能な先物ポジションには上限があり、かつ、両建て※できない。
(※通常の運用では、先物は常に買い建てとなっており、新規で先物売りから入れない)
9月末の配当再投資先物買いが視野に入っている時期に、単純な売り(2〜3千億円)と、EFP現物売り・先物買いを実施した背景は、
筆者は以下のように考えた・・・
月末に先物を買う必要があるのに、その前に先物を買うのは、売買の方向性に矛盾を感じる。(先物買い建てに上限がある)
そもそも、現物の配当を放棄することになる。その前の段階として、単純売りも実行している。
従って、配当再投資先物買いを実施しない、あるいは減額する可能性が高い・・・
実際、配当再投資先物買いの時期におけるJNET先物立会外のクロスでは、毎回観測されている大口クロスが5割減となっている。
これらを総合的に考えると、GPIFは、9月で日本株を
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