昨日の動きの反動が少しあり、日経平均、東証マザーズ指数の方がTOPIXよりも相対的に強いという傾向はありましたが、引き続き基調は弱く、3指数ともにマイナスとなりました。明日朝3時(日本時間)の米FOMC結果発表前に、リスクを減らす売りが日中ずっと出ていた感じで、昨日に引き続き14時半からの買いが入って戻しかけても、それを押しつぶすように引けにかけて弱含んだのが印象的でした。

 

その米FOMCは、今回は利上げがないのはほぼ既定路線で、パウエル議長の記者会見とドット・プロット(金利予測分布図)に注目が集まります。待つしかないわけですが、今回も今までと同様、波乱なく通過からの株は上昇の可能性が大きいと見ています。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]