先週金曜日夜の米雇用統計が非常に強い数字で、米金利高からの米株安そして日本株安を心配しておりました。ですが、米10年債の利回りが上げても4%程度であれば、むしろ景気後退懸念が弱くなるポジティブ面が強いようで、S&P500、ナスダック総合指数とも最高値更新していたのはさすが米株という感じでした。それを受けた日本株は日経平均+0.5%、TOPIX+0.7%と続伸となりましたが、今日も後場は伸び悩みというか少し売られ気味というか、本格的上昇相場という感じとはなりませんね。ガッツを持って大きく買いとはいけませんが、特段売る材料もなく、少なくとも米株が強いうちは上目線でついていく感じです。
グロース250指数は+1.2%と中小型株全般は今日も強く、大型株指数が上げているとはいえ少し足踏みも見られる中で、確実に資金が流入しているようです。先月5日にコメントしました、12/5、1/5に見られた中小型良ファンダメンタルズ銘柄売りが今日5日には見られなかったのも良かったです。買い持ちを引き続きキープでじっくり上昇を待つといったところですね。
ファンダメンタルズがいいのは分かっているが、バリュエーションが高くて推奨しきれなかったGENDA(9166)、クリアル(2998)、FPパートナーズ(7388)辺りが、押し目らしい押し目も無く引き続き上げ続けるのかどうかも、中小型株がまだまだ強いかどうかの指標としてグロース250指数と共に注目しています。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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