昨夜の米株市場が米半導体株安でも全体の基調は強かったことと、あるいは更に朝の161円台までの円安ドル高を好感したところもあったのか、本日の日本株は日経平均+0.6%、TOPIX+0.6%と反発しました。昨日もコメントしましたが、米株次第で上げたり下げたり毎日忙しいです。TOPIXはザラ場ベースでのバブル後高値を更新しました。
昨夜の米マイクロン・テクノロジーは-7.1%と下げましたが、東京市場での織り込みは米時間外で既に下がっていた昨日で終えていたようで、日本の半導体関連銘柄はむしろ昨日の下げの反発で強い動きも目立ち、レーザーテック+3.2%、アドバンテスト+3.0%となっていました。
しかし全体としては、米エヌビディアの弱さを受けた今週火曜日と同じような動きとなり、TOPIXコア30銘柄のような超大型株中心の上昇となりました。東証プライム市場で上昇銘柄40%、下落銘柄56%といったように、全般高とは言い難い値動きでした。コア30の中では、三菱UFJが売買代金1位で+3.9%となっていたのが非常に目立ちました。いや驚きました。
グロース250指数は-1.1%と、とうとう反落となってしまいました。サンバイオの連日ストップ高がとうとう止まり、-5.7%となったことも影響しました。音通のTOBなどを発表したGENDAこそ+6.7%と上昇しましたが、時価総額の高いもので大きく売られるものが目立ちました。
ただグロース250指数は、先月末の600近辺からほぼ一本調子に昨日の668.30まで上げてきていましたので、ここら辺で少し調整があるのはしょうがないところです。今晩のPCE価格指数をみた米株の動き次第のところもありますが、多少の調整を挟み来月仕切り直しでまた上昇に向かうと考えています。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:反発で日経平均は49,000円台回復。今晩の米9月CPIや来週の日銀、米FOMCを気にして強い買いトレンドにはならず。中小型株は個別銘柄レベルでは悪くない動きだった。 - 2025年10月24日
- マーケット一言:米株下げて日本株も下落。しかし資金循環は続いており、強含む展開近そう。中小型株はトレンドなく下げる。。 - 2025年10月23日
- マーケット一言:ソフトバンクGはワイルド動きで個別銘柄史上初の売買代金1兆円超えだが5%安。トヨタなど自動車株強い。中小型株にも買いが入る。 - 2025年10月22日
- マーケット一言:日経平均先物は5万円一時突破したが、現物指数はならず。個別銘柄では高市銘柄の下げが激しかった。 - 2025年10月21日
- マーケット一言:日経平均、初の49,000円台、中小型株も上昇。 - 2025年10月20日
