米6月CPIを受け昨夜の米株は軟調でしたが、米金利利下げ観測の後退で一時149円台の円安となるなどして日本株は強い時間帯もあり、しかしASMLの決算(強い数字)で好材料出尽くし気味になってレーザーテック-5.0%など半導体関連銘柄が売られると全体も弱含み、日経平均-0.0%、TOPIX-0.2%で引けました。

 

引き続き週末の参院選警戒のなか、結果何も動かなかったと言えばそういうことでした。

円長期金利利回りが低下し、トリプル安懸念はやや弱まりました。

 

グロース250指数は+0.5%と昨日の大きな下げから反発し、中小型株全般高いものが目立ちました。

 

ほっと一息といったところですが、決算発表期で物色対象や値動きが特殊になりがちとはいえ、東証グロース市場の売買代金上位がトップからヘリオス+19.6%、QPS研究所+2.0%、ABEJA+18.3%、データセクション+2.7%、インフォメティス+26.4%、モブキャスト+25.4%、TORICO+16.5%といった感じで主力銘柄がほとんどなく、安心して良ファンダメンタルズ銘柄で勝負できるという感じにはなりませんでした。

 

もうしばらくの辛抱が続きそうです。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]