年内最終取引日となった本日は、昨日とやや逆の主要株に売り先行の日となりまして、日経平均-0.4%、TOPIX-0.5%と下げての2025年終了となりました。

 

中長期債が下落して利回りが上昇し、財政拡張不安が少し高まったところと、あるいはシンプルにそのせいもあり155円台に突っ込む円高になったことが嫌気されました。

 

東証プライム市場の売買代金も3.7兆円と減少し、まあ今日はみんなお休みでしたねということで、あまり気にすることなく来年の相場に臨むところだと思います。

 

グロース250指数も-1.1%と下げ、中小型株も昨日とは逆に材料株系の株が下げたことで、全体の雰囲気が悪くなりました。

 

上げたものもありましたが、売買代金上位順に、免疫生物研究所-7.3%、パワーエックス-15.7%、オンコリスバイオファーマ+23.9%、伊勢化学-5.9%、大黒屋+37.0%、メタプラネット-8.0%、名村造船-3.1%のような感じで、特に個人投資家に大人気の免疫生物研究所、パワーエックスが下げたのが痛かったですね。

 

こちらも年末特有の特殊需給によるものということで、気にすることなく、来年の相場に期待しましょう。

 

本年も大変お世話になりました。

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

今年の主要指数のパフォーマンス

日経平均 +26.2%

TOPIX +22.4%

グロース250指数 +4.8%

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]