米トランプ大統領がグリーンランド領有問題で打ち出した対欧州関税を撤回することとなり、米株は上昇、米金利は低下したことを受け、日経平均+1.7%、TOPIX+0.7%と反発しました。
日米金利低下によるリスクオンですので、半導体関連銘柄などのグロース株が買われる展開となり、売買代金上位7社(キオクシア+8.5%、ソフトバンクG+11.6%、レーザーテック+5.8%、アドバンテスト+5.0%、ディスコ+17.1%、東京エレクトロン+3.1%、フジクラ+1.3%)までを半導体・AI関連銘柄で占め、しかも大きな上げ幅となりました。
そのあと7社(MUFG-0.5%、三菱重工-2.0%、任天堂-2.3%、JX金属-2.8%、東京電力-3.5%、川崎重工-5.4%、IHI-3.4%)がきれいにそれ以外の銘柄でマイナスのものになっており、半導体関連銘柄対それ以外の対比が非常に強い日となりました。
金利は非常に高い利回りから少し下げているだけで、急騰前(例えば10年債で言うと、2.36%まで上がって今は2.25%、できればこれが2%、さらにいえば1.8%)まで下げているわけではないので、状況が好転した!という感じでもないのですが、どこまで行くか分からずの不安がとりあえず解消され、しばらくは日本株も落ち着けそうです。
明日お昼の日銀金融政策決定会合では利上げはなく、引け後の植田日銀総裁会見でも驚くものはでないでしょうから、ほっと一息という感じですね。
まだ気は抜けませんが、すこーしだけ買ってみるというのは良さそうです。
半導体関連銘柄以外への循環物色も明日以降進んでいくでしょう。
グロース250指数はいつものごとく反発初日にはついていけず、-0.7%となって中小型株はつらい状況が続きました。
東証プライム市場の売買代金が7.2兆円と増えたのに対し、東証グロース市場は1460億円と昨日比-15%と減っており、売られているというよりは関心が向かなかったという感じでしょうか。。
空売り屋の米ウルフパックに空売り対象として狙われたFFRIが-3.9%、火、水曜日あたりまで大きく上げていた銘柄群がアライドアーキテクツ-7.8%、大黒屋-22.4%、岡本硝子-7.0%、note-7.1%、パワーエックス-7.9%、オンコリスバイオファーマ-8.4%、中村超硬-9.1%と下げて、中小型株の雰囲気を悪くしていました。
中小型株のほうが金利低下が効いてきますので、より切実に金利低下待ちとなります。
まずは大型株からの上げとなり、資金循環がくるのを待つ形となっています。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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