ミニSQ金曜日の本日、日経平均は+1.2%、TOPIX+0.4%としっかりでした。

 

前日の米ハイテク株高に原油安、そこへ片山金融相の「GPIFなど年金の国内投資を後押しする」という発言が重なり、債券・円・株のトリプル高でのスタートでしたが、日本株には売り圧力もそれなりにあって寄り天気味でした。

後場はETFの分配金捻出売りに押され、上げ幅を縮めての引けとなりました。

 

上げの主役だった半導体は、SUMCOが+15.4%、電線の住友電気工業+7.5%・古河電気工業+5.1%・フジクラ+4.3%、イビデン+4.0%や信越化学+4.4%もしっかりで、ソフトバンクグループも+10.7%。

一方で、キオクシアは-1.1%と、超主役株に元気がないのが気になりました。SKハイニックスの米ADR上場前の換金売りなだけならいいのですが。

 

情報通信、証券、機械、化学あたりもセクターのパフォーマンス上位で、バリュー株も悪くありませんでしたね。

ただ、グロースもバリューもいいのに、ミニとはいえSQの日で東証プライムの売買代金が10.4兆円というのは、少し物足りない印象もありました。

 

グロース250指数は+0.5%と、こちらも悪くない。ただ、別段すごく良いというわけでもない、そんな一日でした。

 

Terra Drone+14.3%、アスタリスク+7.9%、オンコセラピー・サイエンス+5.3%、note+12.3%、Amazia+25.3%といった派手に上げる銘柄と、LiNKX-4.4%、パワーエックス-7.2%、GO-3.9%、ispace-12.4%、HUMAN MADE-6.0%のように大きく下げる銘柄がくっきり分かれました。

中小型も大型同様、方向感は読みづらい印象です。

 

これから決算シーズンを迎えますが、昨日上方修正を出したファーストリテイリングが「織り込み済み」で-3.6%と下げ、決算の雰囲気を先導しやすい安川電機も、今日の引け後発表を受けてPTSで売られています。

少しだけ、気に留めておきたい材料ではあります。

 

このところトレンドが読みづらい日々でしたが、ETF分配金捻出売りも終わりまして来週は需給改善。

しっかりしたトレンド発生に期待しましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]