本日の日本株は、日経平均-3.2%、TOPIX-3.1%、グロース250指数-2.1%。

昨夜の米国でSOXが-5.0%と急落し、日本もそのまま半導体関連主導の下げになりました。

 

ただ、日経とTOPIXの下げ幅がほとんど変わりません。半導体だけが叩かれたというより、リスクオフで全般が売られた、というのが実際のところですね。

東証プライムの値上がり比率は23%と、前日の47%から一気に落ちました。TOPIX33業種で上げたのは医薬品+0.8%と海運+0.2%の2つだけ。最下位は非鉄金属-8.3%、次いでガラス・土石-5.4%、機械-5.1%、銀行-4.6%でした。

 

東証プライムの売買代金は10.1兆円。ただしキオクシア1銘柄で2.5兆円商っていますから、実質7.6兆円の商いで、セリングクライマックスと呼べる水準ではありませんでした。

 

個別は、キオクシア-12.6%、古河電気工業-13.7%、ソフトバンクグループ-10.3%、フジクラ-9.7%、ルネサスエレクトロニクス-9.1%、住友電気工業-8.7%、三井金属-8.5%、SUMCO-7.2%、JX金属-6.6%あたりが下げの中心。

アドバンテスト-2.3%、村田製作所-2.2%、東京エレクトロン-3.1%、太陽誘電-3.1%あたりが、寄り安から日中しっかり買い戻されていたのが、何か少し希望を感じさせました。一方でキオクシアとソフトバンクグループはほぼ安値引けで、同じ半導体関連でも中身は割れています。

 

グロース250の下げは小幅に留まりましたが、東証グロース市場の売買代金は1,375億円と前日比-26.4%、値上がり比率21%もプライムと変わりません。中小型株は、対大型株で買いが入ってきていたというより、手が回らなくて売られなかった、という印象でした。

 

とはいえ悪くはないです。BuySell Technologies+2.4%、TENTIAL+2.3%、アスタリスク+1.6%、Finatextホールディングス+0.8%あたりは逆行しています。スタンダードのユニチカ+0.4%も寄り安から切り返しました。

 

引け後にSKハイニックスが40兆ウォン(約290億ドル)の自社株買いと消却を発表し、日経平均先物は66,300円台まで戻しています。

中東情勢と長期金利という構造的な重しは残りますが、今日の下げは雰囲気の部分もかなり大きかったとみています。

 

売り買いともにあまりじたばたせず、様子見でいいとみています。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]