始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

 

お知らせ

7/197/26付けのコラムは休載とさせて頂き、次回は7/27 もしくは7/28に掲載させて頂きます。大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

さて、7/8、7/10のETF分配金捻出売り、想定通りの展開でした。

これは毎年発生するオペレーションで、しかも日銀のETF購入により、毎年金額が増えてきているという面白い売り需要です。

結局のところ、教科書通りに先物&現物売りが出て、先物が8割強という見立て通りの流れとなり、シナリオ通りNT倍率も拡大しました。

 

今走っているインデックスイベントは以下の通りです。

7TOPIXREIT、日経平均臨時入替えが主なテーマとなっています。

TOPIXの方の新規採用銘柄のミクシイは、思いの外、株券がタイトです。イベントに関してはポジティブに働きやすい要因です。

REITは買い方向の約半分はGLPが占有しており、個別銘柄の影響が大きいので注意が必要です。

日経平均に関しては、最終的には日経新聞が判断してくるのでアナリスト予想コメントは参考程度と考えましょう。

おそらくこれらの予想銘柄の中から、リバランスの影響を考慮して最終的に決定してくると思われます。

その観点からいくと、もし任天堂を50円額面で採用すると、買うために1.4兆円も日経平均型を売る事になり、

それは市場全体の日経平均型(18兆円規模)の8%に相当し、非常に大きい影響が出てしまう事になります。

日経平均の銘柄選定メンバーに常識があるのなら、50円額面での採用は無いでしょう。

筆者個人的には、ソニーFHの入替えではJPXFマートではカカク、ZOZO、すかいらーくの採用確率を高めに考えています。

 

 

進行中のインデックスイベント


TOPIX7
FFW10-12月決算銘柄)リバランス(実施7/30)
片側1300億円のリバランス
売り方向上位:7751キャノン(1千万株)、2914JT(1千)、5108BS(535)、3659ネクソン(650)、6723ルネサス(1280

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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