始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

【総評】

ラッセルノムラ日本株インデックスのリバランスは無難に通過。PrimeTotal Growthの順方向、Large Valueの逆方向が目立った。

先週に公表されたMSCIリバランスでは、スタンダードで日本株から1千億円以上の資金流出となるが、全体への影響は限定的。基本的には除外銘柄中心のリバランスとなる。

同日に実施される1577ETF野村高配当70のリバランスは、運用資産規模が900億円、銘柄数70銘柄の等金額ポートとなるが、各銘柄流動性は十分あり、特に意識する必要はないであろう。

TOPIXリバランスに関しては、新規採用銘柄次第となるが、足元はKOKUSAIの上昇が際立っている。

 

1.現在進行中のインデックスイベント 

  • TOPIX 月末リバランス11月29日
  • MSCI 定期リバランス 11月30日
  • 1577ETF 野村高配当70  リバランス11月30日

2.今後のインデックスイベント

  • FTSE 定期リバランス12月15日
  • 配当再投資先物買い(12/27~28、権利付き最終12/27)
  • TOPIX 月末リバランス12月28日

3.スケジュール一覧

4.通過案件

  • Russell/Nomura 定期見直し11月17日

 

 

1.現在進行中のインデックスイベント  

  • TOPIX 11月29日・月末リバランス(公表11/8)

全体では、売り260億円/買い360億円、若干の買い越し。

 主な銘柄は、売りで、日立、AGCなど。買いは新規採用銘柄で、KOKUSAI、霞ヶ関キャピ、セルソース

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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