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【総評】 

TOPIX1月リバランス・スプレッドは、一進一退、FFW公表後(11日)からのリターンは約+2%にとどまっている。

今回は、リバランスの規模も小さく、このまま地味な展開が継続しよう。

個別銘柄では、それなりに動いており、ポジションがある場合は30日の引けまで引っ張らない方が良さそうだ。

 

今、市場で話題となっているのが、ゴールドマンサックスによる先物JNETクロスである。

観測されたのは195千枚✖️2、235千枚✖️2、255千枚✖️2(24日ナイトセッション)、5千枚✖️2、265千枚✖️2。

これらの総額は約13千億円となる。(売り決め&買い決めであれば半分の6,500億円)

国内でこの規模の商いが可能な投資家はGPIFしか無い。また、先物は現物のように簡単に移管(信託銀行内での口座移動)できない事から、先物ロングを一旦別の口座にクロスで移し、そこでリバランスして新規運用を始めるのではないか?という思惑が浮上している。

恐らく、12月から走っている新運用(アクティブ)*に再度配分されるのでは無いだろうか?

*は開始時5千億円という規模感であったので、この先物クロスが売り決め・買い決めで運用額増加としては6千億円規模であるならば、総額1兆円以上の運用額となる。尚、*は数十件の口座があり、ファンドオブファンズのような運用形態となっている可能性がある。

 

 

1現在進行中のインデックスイベント 

  • TOPIX 1月30日・FFWリバランス
  • 日経平均ウエイトキャップチェック1月31日

 2今後のインデックスイベント

  • TOPIX 2月28日・月末リバランス
  • MSCI 2月29日・定期リバランス
  • FTSE 3月15日・定期リバランス
  • 配当再投資先物買い3/27~28
  • TOPIX 3月28日 ・月末リバランス
  • 日経平均定期入替え3/29

3スケジュール一覧

 

 

1現在進行中のインデックスイベント   

  • TOPIX 1月30日・FFWリバランス

リバランススプレッドは、公表日以降でプラス2.2%、中小型株が中心のリバランスのため、相場全体の上昇と比べて、地味な展開。

リバランスは片側900億円強、リバランスの基準日は130日となる。

主な銘柄は以下の通り。

売り銘柄:日産(7201)、メルカリ(4385)、川崎汽船(9107)、コスモス薬(3349)

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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