本日は地合が不安定なので、レビューはお休みにします。

その代わり、先日のマーケット一言で、ポートフォリオマネージャーが「しかし、米長期金利が下げ止まるのであれば、日本株の復活もそろそろ近いのではないかと思っています。但し、今すぐではないですので、一旦ポジションを軽くするなりの工夫は必要かもしれません。」と書いていましたが、ポジションを軽くするという考え方について、本日は書いておきます。

マーケット一言

 

1.全体のポジションを少しずつ減らす

例えば、ある銘柄を200株買っているなら、100株に減らす、ということです。

100株しか買っていない場合は、そのままホールドか、以下の判定によって一旦手仕舞いもありえるでしょう。

 

2.その時の相場のテーマから外れているものを手仕舞い

現在であれば、オリンピックやアフターコロナが該当します。

※ただし、弊社推奨銘柄の目標株価の大半は、相場のテーマから外れても中長期的には通用するものとして設定していますのでその変更はあまりなく、相場が落ち着いたら買い戻し推奨です。

 

3.急騰した銘柄を利食い

地合が悪くなると、急騰した銘柄が利食いのターゲットになります。目標株価に達していない場合でも、一旦手仕舞いもアリでしょう。

※2.と同様、売値よりある程度下落し、収斂の動きをしだしたら、買い戻し推奨です。

 

4.β値が高いものを手仕舞い

β値とは、「個別株の値動きが証券市場全体の動きに対してどの程度敏感に反応して変動するかを示す数値」のことです。例えば、日経平均が1%動く間に個別株が3%動いたとすると、β値は3となります。

こういう銘柄は優先的に手仕舞い推奨です。

※2.と同様、相場が落ち着けば買い戻し推奨です。

 

以上、参考にしてください。

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投資助言営業マンのコラム

弊社の投資判断・分析者の投資推奨には絶対の自信を持っておりますが、またその一方、助言業務の営業をやっていますと、お客様から学ぶことも多々ございます。考えてみれば日本の中小型株は個人投資家こそが主役のマーケット。助言者としてアドバイスしながらも、主役たるお客様との情報交換を通じて得たマーケットの全体感や今ホットなテーマ、個別株などを情報を、リアルタイムでお伝えしていこうと思っています。