昨日、日経平均の下値のメドとして27,700円ぐらいとしましたが、本日はザラ場では更に下があったものの、引け値では27,822.12円となんとか上回っての引けとなりました。
東証マザーズ指数はザラ場で4%以上値下がりする局面があり、中小型株は昨日に引き続き大きく辛い展開かと思われましたが、引けでは-2.3%と、下がってはいますが日経平均の-2.2%とほぼ同様で、悲劇的な下げととまではなりませんでした。理由なく大きく値下がりしていた銘柄の中には、大きくリバウンドするものも散見され、明日以降に向け少し希望が出てきた感じとなっていたと思います。
中国恒台集団問題で特に新しいニュースが出ない中で、米金利上昇と原油高に見られるようなインフレ懸念は引き続きでしたが、TOPIXの値上がりセクター(コモディティ系や金融)を見ますと、今日はそれらが素直に景気回復的に捉えられていた感じがあり、昨日はそれで売られていたはずなのに今日は買い材料視と不思議ではあるものの、買いが入ってきているのかなということで、こちらも好印象でした。
グローバルマクロ懸念は引き続いており、また岸田内閣の支持率は55%台(本日公表、共同通信社調べ)と期待ほどの高さではなく、警戒モードを解くことはできませんが、引き続き少し買い増ししたい局面です。
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