今日も昨日に引き続き感覚での話なのですが、マーケットが上に行きたい感触は今日もありました。日経平均もTOPIXも1%程度上がってますので、まあそりゃそうでしょと言われればそうなのですが、今日興味深かったのは、日本株は上に行きたくて、でも米株に足を引っ張られて上に行ききれない、でもちゃんと上がる、そういう感覚でした。

昨日の夜に発表された米小売売上高は予想よりもいい数字でしたが、過熱感というほどではなく、インフレ懸念となるよりは好景気が好感されて、米株は上昇しました。ですが少し買われ過ぎた感もありまして、日本時間では米株指数先物は一貫して弱かったです。

その中で日本株は強く寄った後は、その弱い米株指数先物に引っ張られたこともあり、10時半過ぎにかけて一旦売られました。しかしそこから引けにかけて戻していったのが、非常に好印象でした。米株が上昇して日本株も上がるパターンがもちろん一番いいのですが、例え米株が下落しても日本株は上がり得る可能性が強まっている(デカップリング)というこの流れは、グローバル株が不安定な中でも気にせず日本株が買えるという点において、日本株プレーヤーには非常にポジティブなものです。この流れが続いてくれればいいのですが。

昨日の時点で、先物もしくはコールオプションをロング出来ている方は、まだ引っ張って良さそうです。でも先物は引き続き逃げ足超早め、コールオプションは宝くじ的(ゼロになってもいいサイズでのプレー)がお勧めです。

 

昨日推奨しました【参考銘柄】、本日5%以上の上昇となりました。寄り付きから強かったので買えてない方も多いかもしれませんが、ここからまだアップサイドは十分大きそうです。最低単位株数でもいいので買ってみて、弊社の実力を実際に試して頂ければ幸いです。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]