本日の日本株は、日経平均-0.2%、TOPIX-0.8%と続落しました。
先週までの急ピッチな上昇に対する過熱感が残る中、企業決算の一巡も重なり、利益確定売りが優勢な一日でした。
非常に感覚的な表現になりますが、個別銘柄の動きとしては、決算銘柄などの派手な動きを除けば、何もなかったようでいて、何かが変わったかもしれない1日でした。
東証プライムの売買代金は7.2兆円強と、先週のSQ週に比べれば落ち着きましたが、依然として高水準なボリュームは維持しています。
しかし、 本日寄り前に発表された10-12月期のGDP速報値で、市場予想(1.6%)を大きく下回る年率+0.2%だったのが影響したのか、先週までとは逆の、TOPIXバリュー指数-1.4%、TOPIXグロース指数-0.2%といったバリュー株が売られる展開でした。
一方で、その割には東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄比率が50%/46%と値上がり銘柄数の方がやや大きく、指数を上げずに幅広く買われた(売られなかった)グロース株ってなんなんだろうという、不思議なマーケットなのでした。
売買代金で上から、キオクシア-2.4%、ソフトバンクG+6.8%、サンリオ+4.2%、アドバンテスト-0.1%、MUFG-3.1%、となっており、こちらもつかみどころがない感じです。
指数は下げているながらも、基調の強さはありました。
明日のマーケットをみてみましょう。
大型株の動きが止まったことで、物色の矛先は鮮明に中小型株へ向かい、グロース250指数は+2.8%と大幅反発しました。
いやしかしこちらも、向かったように見えるだけかもしれない感のある、中小型株も大型株同様奇妙な値動きでした。
指数を牽引したのは、時価総額の大きいバイオ株や決算銘柄です。
バイオ株で サンバイオ+10.4%、クオリプス+15.9%、3Dマトリックス+10.6%、決算・テーマ株で、パワーエックス+19.8%、カバー+11.0%、宇宙関連シンスペクティブ+9.5%といった感じ。
まあでも材料株やってればいいんだというところはあり、ダイヤモンド関連でEDP+22.6%、ジェイテック+24.3%、ペロブスカイト太陽電池関連でケミプロ化成+8.6%、造船で名村造船+5.5%、レアアース関連で東洋エンジニアリング+9.8%あたりの分かりやすいところが強いのは良かったです。
決算もので精工技研+19.6%やミナト+22.7%というのもあり、大型株が調整する間に中小型良ファンダメンタルズ銘柄にも資金が来ている感じではあるのですが、まだ物足りない感じですね。
明日以降の物色の広がりを待ちましょう。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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