米FOMCで、政策金利は2月、3月に+0.25%ずつで4.75%-5%のレンジまで上昇して打ち止めとなり、11月には-0.25%と利下げ、というのが多数派になりつつあることもあり、米株は1/6辺りから上昇基調に戻っています。
日本株は日銀のスタンスが分かりづらく、1/18の金融政策決定会合発表前は下げる局面が目立ちましたが、その後は遅れを取り戻すように日経平均主導でこちらも上昇基調となっています。2年物国債の金利が再びマイナスまで下がったことで、金利上昇の反動の金利下げが終わった感があり、金利もドル円もここら辺で落ち着きを取り戻す期待感が高まっているということも、日本株上昇の助けとなっています。
以前もコメントしましたが、日本株の決算発表シーズンが始まる今週末までは、悪いニュースが出づらく安心感から本来は上昇が見込めるところです。そのコメントした後すぐに日経平均が26,000円割れしましたし、やはり金融政策決定会合も気になりましたので、弊社ではずっと慎重なスタンスとしていて、底で買うということは出来ませんでした。ですがまだ、少なくとも短期的には今日このレベルでも買えるところですので、少し買い増しをお勧めします。米株が決算で崩れ始めたら要注意ではあります。また、来週から決算発表シーズンが始まりますので、大きく買うところではないです。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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