昨日の米株がやや弱く、米株式市場終了後に決算を発表したテスラとアルファベットが時間外で下落したこともあり、買い材料に欠ける日本株は日経平均-1.1%、TOPIX-1.4%と下げました。東証プライム市場で値下がり銘柄が91%を占め、全面安でしたね。
米半導体株安が続き日本の半導体関連銘柄も弱く、円高進行を嫌気して輸出株が売られ、昨日強かった海運株が今日は一番下がったセクターになりと、いいとこが全くありませんでした。買い手不足のなかサイズはそれほど大きくはない利食いが淡々と出て、ジリジリ下げているだけといえばだけですので、下げ幅が小さかったことが救いといえば救いでしょうか。上がるきっかけさえあればすぐ反転とも思うのですが、そのきっかけがないんですよね。
昨夜のラッセル2000指数が強かったので期待した中小型株は、寄り前の先物からやたら強くこれはと思わせたのもつかの間、9時15分辺りでピークを打って、大引けまでじりじりとずっと下げ、グローバル250指数は-1.9%で引けました。今日はファンドのアンワインドがあったようで、いい銘柄ほど下げている感じがあって指数の下げ以上に個別銘柄はきつかったですね。相変わらず値動き激しい系銘柄は元気で、今日はAIAIグループが東証グロース市場売買代金第3位で+51.9%の大幅高となっていました。
今年は円安がずっと続いて日経平均主導の上昇となり、中小型株は割を食って上がらなかった分、ここから円高傾向になれば出番がやってくるはずですが、日銀金融政策決定会合前であり、その後は夏休みシーズンとなりと、本格反転するには少し需給的に時期が悪いかもしれません。それでもいい相場が早めに来るかも知るませんし、まだ待たなければいけないかもしれませんが、いずれにせよ出番は回ってきますので、焦らず待ちましょう。
引け後、ロイターにより来週の日銀金融政策決定会合で利上げが検討されるというリーク記事が出て、一時ドル円が154円20銭台まで円高となって日経平均先物も少し売られています。リークによりよっぽどの大きな変な動きとならなければ実際やってくるのが植田日銀総裁のパターンです。国債購入減額の具体的な計画決定までは織り込んでいても、利上げはコンセンサスではないので、それを織り込む形で少し日本株は売られる展開となりそうです。
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