昨日も今日も日経平均は27,500円近辺で引け、相変わらずの手掛かり難となっています。昨夜は米株市場が休みでしたし、今晩は米PMIの発表もありますので、動けないというのは致し方ないところです。全体として引き続きトレンド待ちです。

 

中小型株界の方も全般としては小動きで、東証マザーズ指数は後場に謎の弱さを見せたものの小幅であり、底堅いといいますか、下げ止まった感は一応ありました。個別株も、上がっているものが引き続き上がるような、小規模ではありますがモメンタムのようなものが出来つつあり、いい雰囲気も出てきました。これで全体も上げに入ってくれれば、ちょっと楽に上を楽しめるのだけどなという感じで、期待しながらとりあえず待ちましょう。

 

イーディーピー(7794) 引け値15,490円。

本日は+10%と大幅高となりました。

14,000円かと思っていましたが、13,000円割れが一つの目安(下値のメド)となりましたね。

大株主による215,000株の売りコストは14,720円でしたが、それより上の値段での約定株数が100万株を超えました。買い方が売ってるのかどうかはもちろん分かりませんが、一応の需給改善の目安の取引量はあったように思います。

14,000円より下で買えてた人は、コストまでまた下がってこない限りは、コールオプション的な気持ちで上を楽しみに持ってていいのでしょう。下がったらその時の状況で考えればいいし。残念ながら、下に動いたときに投げていた人は、再参入はしない方がいいような気がします。

今現在ポジションがない人は、ここら辺はしゃれぐらいのサイズで買って、大きく下がったら買い下がりといった感じですね。現値付近は、あんまりガツっと買いたいレベルではないです。でもトレーディングとしては楽しめそうです。

昨年来のANYCOLOR(5032)の値動きを見ていますと、相場全体の力がないうちは、急反発ということもなかなか難しいので、楽しめる範囲以上の無理はしないでおきましょう。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]