昨日一昨日で米株が戻ればそれほど心配なしとコメントしておりましたが、期待通り米株は戻ってくれまして、本日の日本株もリバウンドとなり、再びいつもの日経平均27,500円近くで引けてくれました。もう少し上がって欲しかったですが、とりあえず相場が崩れていないのが確認できてよかったです。
一方で、日経平均+1.3%に対し、東証マザーズ指数は-0.5%と、中小型株はさえない動きとなりました。JPX日経中小型株指数は+0.8%だったりして、中小型株全般が崩れていたわけではないですが、東証マザーズ指数が弱いと、やはり雰囲気が悪くなりがちです。少し過熱気味に買われていた銘柄が下がっていたようで、調整と言えば調整なのですが、大幅に下げるものも多かったので、指数の見た目以上に雰囲気が悪化しておりました。
今日は新日銀総裁の植田氏の所信聴取があり、その内容は無難なものに思えましたが、それを見てCTAなどのマクロ系が何かリバランスのようなものをしてきたのかもしれません。東証グロース市場の売買代金も減っており、飛び石の休日のはざまで、マーケットの参加者が減り気味だったのも弱さに拍車をかけました。見た感じ、売り圧力は今日で終わりそうな雰囲気でしたので、来週は仕切り直しでまた上方向という風に見ております。リスクの取り方の強弱は、今晩の米株市場と、来週明けてからの雰囲気次第で決める感じですね。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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