今日の日本株は昨日と同じような傾向が続き、日経だけが強くTOPIXはほぼ変わらずだがマイナス、東証マザーズ指数は1%以上の下落となりました。

ただ、ドル円が140円台までのドル高のなる中で日経平均+0.4%というのは物足りない感じでしたし、セクターをみても半導体株だけ(あとまあ商社や陸運もですが)が強いだけで、全体的な元気はまだまだという感じでした。ちょっと今日は週末ということで少し変なフロー(売り方向)もあった感じで、トレンドを判断することができず、いつものごとくモヤモヤ感がありましたね。

 

そんなフローがオーバーナイトではなくなるからか、米株の強さもあり、今現在(22:50)、日経平均は先物で31,300円まで上昇しています。

米FOMCでの利上げ打ち止めが少し遠のく観測となったり、中国でコロナ懸念があったりもしますが、さほど大きいリスク要因がない状況で落ち着けば、再評価の動きがある日本株は上目線というのは変わりません。ヘッジで先物を売らなければいけないロングショートファンドなどは苦労しているようですが、ロングオンリーでいける個人投資家の方々にはいいマーケットが続くはずです。中小型株にもいずれ買いは戻ってくるでしょう。来週の相場を楽しみにして、週末はゆっくり休みましょう。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]