本日の日本株も弱い展開となりました。
昨夜の米株も弱かったですし、少し円安となりました(現在はまた円高方向です)が、日本の金利は引き続き上昇しており、金利上昇からの景気悪化懸念で再び売られた形です。悪材料(米国債の格下げ、日本金利高)が素直に嫌気され、少なくとも短期的には下方向ということになりそうです。
日経平均の下値のメドは引き続き31,200円ぐらい、上値のメドも引き続き33,700円ぐらいを見ています。31,200円を切ってしまうと、下げが加速しそうで嫌ですね。その前に、31,791.71円(7/12の安値)を割らずにまずは止まって欲しいところですが、17時半過ぎ頃に先物は31,665円まで一旦売られまして、ちょっと怪しい感じです。グローバル株式市場に関係なく日本株を買いたいという投資家は、夏休み気分もあって上がるまでは様子見ですので、日本株の上昇は米株頼みということになりますが、そちらも米金利上昇が止まって落ち着くまでは期待薄です。
中小型株につきましては、弱いながらも買いは少しずつ入っている印象がありました。東証マザーズ指数が750ptを割るまでは、引き続き大きく下がって安くなっているものを拾っていくスタンス推奨です。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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