本日の日本株も強い展開となりました。

8/10までの決算発表シーズンでは、期待ほどではない決算により急落する銘柄も目立ち、全体の雰囲気を悪くしていましたし、その後はお盆休みウィークで、マーケットに元気なく買い不足でした。しかしその後の円安傾向や、次回の上期決算発表での上方修正期待の高まりもあり、買い手が戻ってきています。前夜NY時間で日経平均先物が弱含んでも、東京時間で盛り返すといった展開も見られ、質の良い(国内)機関投資家が買い手として参加している感じがあって、需給の質がとてもいいですね。ただ。まだ売買代金は少なく、本格的な買いとはなっていません。

 

ジャクソンホール会議で何も悪材料が出ないだろうと踏んでの買いというところもあり、そこで何か出れば雰囲気はまた一変しますので、まだ注意は必要です。ですけれども、引き続き買いで攻めたいところですね。日経平均で32,500円までの上昇は無理のないところです。

 

中小型株も強く、東証マザーズ指数は+1.5%でした。

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]