昨日の夜に発表された米ADP雇用統計などが強気の数字でしたので、米長期金利上昇からの米株安となっていましたが、さすが日本株の強さは本物だなという感じで、日経平均+0.3%、TOPIX+0.6%と小幅ながらも今日も強い展開となりました。金利高ということで、金融など金融株や、鉄鋼、商社、海運などの景気敏感株が上昇を引っ張りましたね。
一方、金利高の割りをくったのがグロース250指数を始めとした中小型株で、指数で-2.6%と大きく下がってしまい、せっかくの昨日のいいスタートがそれ以上に打ち消されてしまって残念でした。ただ、雇用統計としては今日の夜22時半発表の非農業部門雇用者数などが本命の大きなものですので、その前にいつものリスクオフの売りが出たという意味では、いつもの動きではあります。いつもの動きであるならリバウンドが見れるはずですし、いずれにせよトレンドが出来るのは3連休明けの来週からでしょうから、そこでの巻き返しに期待です。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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