お昼の日銀金融政策決定会合結果発表はコンセンサス通り政策維持でノーイベントでしたが、来年度物価の上振れリスクの記述を気にしてやや円高となったこともあり、日本株は日経平均-0.5%、TOPIX-0.3%と小幅安で終えました。
好決算を発表して+6.4%したアドバンテストの寄与度が+145円あるのに日経平均は-196円でしたので実態はもっと弱いというところあり、時々見られる14時からの買いが入って安いところから切り返して引けるなど買いが確認されたりと、好悪いくつかありますがまあ結論としては、単に日銀総裁会見前、米大統領選前、米FOMC前で単純に静かだった、でも良さそうです。
その注目された日銀総裁会見では、メディアが(利上げまでの)「時間的余裕」に関してしつこく質問をするのに対し、植田総裁はその表現を避け(利上げに関しては)「会合ごとの判断」をしていくと説明しました。
これがタカ派的と捉えられ現在円高が進行(152円台前半)、日経平均も1%ほど売られています。反応としてはとりあえずこの程度が妥当でしょう。
あとは日本株をずっとさせ続けている米株が今晩どう動くか次第でしょうが、こちらも小動きで様子見が続くとみています。
グロース250指数は+0.7%と4連騰となりました。
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