日銀の追加利上げに慎重な姿勢が報道され円安ぎみとなったこともあり、日経平均+0.4%、TOPIX+0.0%と小幅高となりました。

 

東証プライム市場の売買代金1~4位でレーザーテック+2.4%、ディスコ+2.4%、アドバンテスト+3.3%、フジクラ+1.3%と、今日も半導体関連銘柄主導のマーケットとなったことで、日経平均のパフォーマンスがTOPIXを上回りました。

ただ今日のところは、東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄比率が45%/50%と値下がり銘柄数の方が多く、先物のショートカバーもあって日経平均だけが上がっている感もありました。

現在日経平均先物は39,000円を超えております。今は若干需給主導の上昇ではありながらも、39,000円超えを既成事実として固めていくことで、中長期投資家の買いも入ってくるのではないかとみています。雰囲気はいいですからね。

 

グロース250指数も+0.1%と小幅上昇でした。

 

中小型株も大型株同様、昨日に続いて個別銘柄の動きがばらついた感があり、このテーマでこう!というのはあまり見えませんでした。最近あまり買われていなかった材料株系の銘柄が物色されたりという感じでした。

 

円安テーマで大型株が買われていく展開になれば、中小型株は少しお休みになるかもしれません。いつもよりちょっとだけ利食いモードでいた方が良さそうです。

 

東証スタンダード市場で、大手外資証券が買いでカバーした名村造船所が+18.5%、それにつられてジャパンエンジンが+10.5%と気を吐き、造船というテーマがまだまだプレーできるというところが見えました。

 

船舶関連であり防衛関連でありということで弊社リサーチが注目していた古野電気は、新規推奨から2か月ちょいで本日までに50%以上の上昇となりました。

名村造船所、ジャパンエンジンや古野電気はまだ上がありそうですが、まだバリュエーションが安いのでここからそれ以上に上がりそうな造船関連【参考銘柄】を一つ。

 

***** 当コラムの会費は455円(税込500円)/30日です *****

 

 

寺崎電気産業(6637) 現値3,515円

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]