今日の日経平均は-2.1%の63,290円、TOPIXは-1.0%の3,965ポイントでした。

 

米株で半導体関連の売りが続いていますが、引け後に決算を発表したインテルが時間外で20%以上下げ、アマゾンも-6%前後、サンディスクも-3%程度の下げとなりました。

終わった期の数字がたとえ良くても、進行期に少しでも不安があると大きく売られる、辛いマーケットになっています。昨夜のSOX指数は-1.4%、マイクロンも-5.0%でした。

 

日本でも当然のように半導体・AI・電線が大きく下げ、日経平均は一時1,900円超安、終値でも1,369円安となりました。

東証プライムの売買代金上位9銘柄はすべて下落で、キオクシア-7.1%、アドバンテスト-5.9%、村田製作所-7.7%、太陽誘電-7.3%、レーザーテック-8.8%、ソフトバンクグループ-6.0%、東京エレクトロン-5.2%、フジクラ-6.6%、ディスコ-5.3%といった具合です。

電線の住友電工-5.3%、古河電工-8.5%、電子部品のTDK-7.2%も大きく下げ、業種では非鉄-5.8%、電気機器-3.8%が下位でした。

 

日銀は政策金利を据え置きましたが、ETF売却ペースの加速を発表したことも警戒感につながりました。

円は157円台半ば、10年債利回りは2.765%と低下し、安全資産の債券が買われています。

 

インテルと関係の深いイビデンは、決算は良かったのですが、-15.2%のストップ安。

決算が悪かった富士通も-16.2%のストップ安でした。

 

決算ものではその一方で、コナミが+15.0%、キーエンスが+2.1%と上げ、好決算のオリエンタルランドも+8.5%でした。

コナミに引っ張られ、ゲーム関連でカプコン+5.7%、バンダイナムコ+4.6%も買われ、サンリオや任天堂もプラスでしたね。

その他、半導体が売られると強いソフトウェアのフリー+4.9%、マネーフォワード+3.0%、野村総研+4.0%も上げました。

 

TOPIXも日経平均に連れ安でしたが、東証プライムの値上がり銘柄比率は52%、値下がりは46%と、値上がり銘柄が半数を超えました。プライムの売買代金は8.5兆円でした。

業種では空運+5.1%、海運+3.9%、陸運+2.5%が上位で、グロース売り、バリュー買いが続いています。

TOPIXは月間では-3.5%と、2025年3月以来の2か月連続下落となりました。

 

さすがに半導体もいいところまで下りてきましたし、引け後決算だった東京エレクトロン、TDKはPTSで買われていますので、自律反発から再上昇を見たいところです。

ただ、日米ともまだ主要銘柄で決算がこれからのところもありますので、タイミングをうまくはかりながらチャンス待ち、ということになりそうです。

これからキオクシアの決算も出てきますし、週明けには米中間選挙も控えています。

 

グロース250指数は-1.3%の780ポイントと、中小型株もそれなりに売られました。

朝方は指数もプラスで一時803ポイントまで上げ、中小型株の出番かと思わせましたが、9時40分以降に失速し、引けまでズルズル下げ、安値圏で終える展開でした。

 

昨日のTOPIXリバランスの買いが今日に残っていた(実需、もしくはディーラーのショートカバー)感じがあり、主要銘柄のいくつかが強く、中小型株を支えていましたが、後場にかけその買いも力弱くなった感じでした。


パワーエックス+4.9%、フリー、Synspective+3.7%、オンコリスバイオファーマ+2.2%が上げています。

東証スタンダードではマクドナルド+5.5%、セリア+2.7%、沖縄セルラー+7.4%、東映アニメーション+4.5%が買われました。


一方、ジーエヌアイ-14.7%や、ネットセキュリティのセキュアヴェイル-10.6%、ショーケース-15.4%、ZenmuTech-7.6%などが下げました。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]