昨日一応の戻りのメドまで上昇したことで、今日は一服となりました。上下ともにトレンドは出ず、スタンスの変化は持越しとなりました。

東証マザーズ指数は下げはしたものの、-0.9%と小幅で、大幅高の後としては立派なもの。場中の値動き(下げ渋り)からも、弱さよりは強さを感じた日となりました。

今晩のパウエルFRB議長の議会証言待ちで動けなかったということもあるのでしょう。再来週のFOMCで50bps利上げという予想は消え、25bps利上げすら100%確実ではないという予想にまで、市場の読みは変化しています。しかし原油が100ドルを突破するなど、インフレ懸念はむしろ悪化しています。どういう証言が出るのか、明日の東京市場はそれ次第ですね。

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]