始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

1.現在進行中のインデックスイベント 

  • 9月配当再投資先物買い 9/27,28
  • TOPIX9月リバランス(実施9/28|公表9/7
  • 日経平均定期入替え(実施9/29|公表9/4

 2.今後のインデックスイベント

  • TOPIX10月 リバランス(実施10/30|公表10/6
  • Russell/Nomura11月定期見直し(実施11/17|公表11/1

 3.スケジュール一覧

 

 

1.現在進行中のインデックスイベント   

  • 9月配当再投資先物買い 9/27,28

予想配当は、TOPIX&加重型で1兆1,000億円(20pt)、日経平均型で2,000億円(224円)を想定している。

日程はずれているが、日経平均入替えイベント(9/29)で、予想通り、レーザーテック、メルカリ、ニトリ(二分割)が採用されることとなり、日経平均型で5千億円規模の見合い売りが発生することになる。

一方で、加重型の買いは、9月末で1兆円想定となっており、見えている需給ではN T倍率的にはTOPIX>NK225となりやすい。

更に、相場環境の後押しで、銀行株、バリュー株がアウトパフォームしてきており、NTは低下傾向が継続している点には注意したい。

足元では国内年金系の日本株売り(ウエート調整)が観測されており、年金分(特に公的)に関しては、再投資を見送って、日本株のウエートを引き下げるという選択肢もあり、その場合、TOPIX先物買いは、ETF中心に6千億円前後に減額される。

例えば、GPIFにとっては、何の売買もせずに、日本株ウエート調整売りを5千億円規模で一気に実行できる好機とも言える。

 

  • TOPIX9 リバランス(実施9/28|公表9/7

月末調整(ストックオプション行使・転換社債転換など)が公表され、最終的には、売り280億円、買い60億円のリバランス、影響小さい。

売り方向:三井物産(8031)270万株、丸紅(8002)170万株、日精工(6471)440万株で日精工はやや影響が出るか?

この続き:647文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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